日日是好日

日々や旅をマイペースにつづります

クラゲと羽黒山の旅 山形 9/12

山寺か羽黒山か。
時間的に行けるのはどちらか。
どっちにしよう。
神聖な空気に満たされているという評判を目にして、羽黒山に行くことにした。

宿のおかみさん曰く、行くなら絶対に早い時間!ということで、朝9時台のバスで鶴岡駅から羽黒山へ向かう。
バスは1~2時間に1本ペースのため逃すとだいぶスケジュールが変わってくる。

羽黒山といえば2446段の石段!
石段参道入口最寄りの随神門で下車して出発!

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そろそろしんどくなってきたなぁというタイミングで茶屋を発見。ありがたい!
ちょっと休憩。
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庄内平野を望みながら、
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力餅~♪
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あー足と心が生き返る…
畳の上に寝転がっちゃいたい…

芳名帳のようなものに名前を書いて数分後、名前入り(達筆!)の登山証をいただいた。嬉しいなぁ。
この茶屋は電気も水道もガスも通っていないため、積雪や日の入りの時間によって営業時間や営業の可否が決まる。
ガスボンベは、山道を業者さんが担いで持ってきてくれるらしい。
お店の人もガス屋さんも健脚になるね。。
自然に寄り添うスタイル、いいなぁ。

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山頂?の神社や建築物は改修中で素通りだったけれど、いろいろな緑と澄んだ空気に浄められた気がする。

ここにも茶屋が何軒か連なっていて、玉こんにゃくや肉そばや芋煮などのご当地グルメがおいしそう。
おみやげに買って帰った羽黒山まんじゅう(なめらかなきな粉餡)が絶品だった。

バスに乗って鶴岡駅に戻る。

次の目的地は山形経由で天童。
電車で行くより高速バスの方が安くて早いので、高速バスの時間まで鶴岡市内をレンタサイクル(無料@観光案内所)でぶらぶらする。
このバスも1~2時間に1本。

だだっこで有名な清川屋の企画で、芋煮の試食をやっていたのでもちろん飛びつく。
芋煮食べたかったんだー!
ご飯が切れて炊飯中らしく、半額の100円でいただけた。
あんまりお腹が空いていなかったから、ラッキー♪
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地域によって具もベースも異なるけれど、どちらも山芋がゴロゴロ入っている。
肉じゃがみたいな甘辛い醤油と、豚汁みたいな味噌の芋煮。
どちらもおいしゅうございました♪

珍しい黒いマリア像がある、鶴岡カトリック教会。
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鳩と風船が似合いそう。

エキゾチックな聖母子像でした。
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大きな買い物袋を両手にぶら下げてよろよろと歩くおばあちゃんを避けてペダルを漕いで、鶴岡駅の観光案内所前の段差をレンタサイクルを押して越えようとしたのだけれど、重くて持ち上がらない。。
後ろから「持っちゃるよ~」と声がして、振り替えったらさっきのおばあちゃん!
買い物袋を持ったまま、ひょいと持ち上げてくれた。すごい!!!
山形の県民性は女性がよく働きとても親切、と数日前の秘密の県民ショーでやっていたけれどなるほど納得。

高速バスに揺られること2時間。
山形駅に到着!

次の目的地は天童。
山形駅から電車で3駅ほど。
お目当てはあそこなんだけれど、その前に織田信長の子孫のお寺、建勲寺に向かう。
勝負事の神様がいるみたい。

向かう途中に果物のいい匂い!
山形の食べ物は味付けがしっかりしていて、瑞々しいものを口が欲していたので、葡萄2種3房(250円!どの果物もとにかく安い)を買って食べ歩く。うまし!
自然の中で果物を味わうって贅沢だなー

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建勲寺は小さな質素なお寺。
過去を思い出してウジウジする自分に勝てますように、ってお願いした。
2015年を振り返ってみると、多分勝てた!

天童市は将棋の駒の生産地なので、マンホールは駒。
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馬が反転しているのは、左馬。
まう=舞う=めでたい
商売繁盛のお守りとしてあちこちの飲食店に置かれていた。

天童に来た目的、水車生そばの鳥中華!
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出汁と具はそば、麺はラーメンの合の子。
もとは賄いメニューだったけれど、今はお店の名物。
ジャンキーうまい!

山形はおもしろいくらい、付け合わせにお漬物がついてくる。
料理自体の味付けがしっかりしているのに、ますます口の中がしょっぱいよ。。
山形の人はしょっぱくないのだろうか。

胃袋と時間上、武田菓子店のバナナボート(元祖まるごとバナナ)は諦め、終着点の山形駅に戻る。

夜行バスまであと3時間半くらい。
お腹はいっぱいだけれどマックもマン喫もないから、塩もつ煮込みが気になる居酒屋にひとまず向かう。

運よくカウンターがひと席空いていて、とりあえず生!
続いてお通しが3品!
塩もつ煮込みの入る余地は完全になくなった…元々ないけれど…

本を読むか旅の振り返りをするか、どうやって時間を潰そうかなぁ。
疲れと満腹でぼーっとしていたら、隣に座っていたご夫婦が「乾杯!」と声を掛けてくれた。
山形話や、ご夫婦25回目の結婚記念日ということもあり恋愛話で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていった。
ふんわり米が香る地酒もおいしかった~
何十年経っても、楽しく仲良く飲める夫婦って素敵。
私もそんな人がいい!

今回の旅の最高の締めになった。
ひとり旅はたまに寂しいけれど、こういう出会いもあるから、やっぱりやめられない。

夜行バスは狭いだのなんだの気にならないくらい、幸せな気持ちでいっぱいになった。

後日、居酒屋でよくしてくれたご夫婦がラ・フランスや林檎(和合サン富士)を送ってくれた。
初めてグズグズじゃないラ・フランスを食べ、みかん並みに詰め込まれた林檎を見た!びっくり。
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はじきと言えども、一口で到達するくらい蜜がぎっしりで甘くてシャリシャリでとてもおいしかった!
しばらく林檎と幸せ気分のサンタになれました。感謝!

クラゲと羽黒山の旅 山形 9/11

クラゲと大自然に癒されたくて、山形に行ってきた。

 
夜行バスは卒業だ!と決めたけれど、安いし、何より到着地で早朝から魚を食べられる。
ということで今回も夜行バスのお世話になった。
 
朝7時頃、酒田に到着。
朝ごはん定食540円!
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こんなにゴロンとした鯖の煮付け、初めて。
たっぷり出汁の出たあら汁がたまらん。
満腹~
 
飛島行きの船を目前にごはん。
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1階のお土産屋さん。
皮側が表だと開き感が増す…
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立派!
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安い!!
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満腹じゃなかったら間違いなく買って食べている。
 
麺屋 酒田も行きたかったけれど、お土産を選んでいたら閉店&お腹がはち切れそうだったのであえなく見送る。
また次回!
 
漁船を横目に山居倉庫へ向かう。
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大きな大きな木造の元米倉庫。
今もひとつだけ使われているらしい。
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木(欅?)の香りが漂って、黒と白の倉庫に緑が映えて、ゆっくり歩きたくなる空間。
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旅先のお楽しみ。
ご当地スーパー巡り♪
きな粉じゃなくて、ずんだのおはぎ!
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もつ煮込みの横に当然のように並ぶ芋煮
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出た!いも煮プッシュ!
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とにかく全面協力なのね。
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いも煮会、いつか参加してみたいなー
 
まもなく金色!
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行く予定はなかったけれど、歩いていたら目に入った名前の響きが気になって、スマホで調べてみたらますます興味がわいて、土門拳記念館に来てみた。
戦前、戦中、戦後の日本人や東京や田舎の写真を撮ってきた人。
無邪気な笑顔で遊ぶ子ども、戦争で心身傷付いた子ども。
飾り気のない表情から感情がひしひしと伝わってくる、子どもたちの写真が鮮烈だった。
相手に一歩踏み込んだ作品ばかりでとても見応えがあった。
 
タレルの窓みたい!
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ちょっと寝転がって見上げたら、コンクリの地べたがひんやり冷たくて、天気予報が嘘みたいに晴れて雲が流れていて、気持ちよかった。
 
おしゃれ建築
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バスで酒田駅まで向かい、鶴岡まで電車移動。
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二両列車!
 
田圃の中を走ります。
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鶴岡駅からバスに乗って、今日の目的地、加茂水族館へ!
クラゲの水族館と言えばここ。
クラゲが好きでずっと行きたかったんだ~
 
ヒトデがぺちょんぺちょんしていてかわいい…
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やぁ、僕コモンサカタザメのあかちゃんだよ!
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奥に進むと、たくさんの種類のクラゲがいた。むしろ、いすぎ!
 
ふわふわ~
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ぽよよ~ん
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とんがってる系
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水槽のほんの一部なのにこの密度!
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目玉の直径5mの巨大水槽!
空から天使の羽が降ってきて、その下で何か生まれそうな雰囲気…
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ちびクラゲもぷかぷか
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クラゲに乗った星の王子様☆
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折り紙コーナーでクラゲを折ったり、
クラゲのごはんタイム(ごはん=プランクトンや弱ったクラゲ←衝撃)に、
クラゲに触ってみようコーナー(ゴム手袋着用)に、
クラゲの成長過程観察に、クラゲ尽くしであった。
 
ショーの側面が面白かった。
出番はないけれどプールで泳いでいるアザラシがアシカに追いかけられて地上に追い詰められて階段から転げて客席手前に滑り出てきたり、
ショーの途中でアシカが戻ってこなくなってショーが短縮されたりと、
ゆるさと愛嬌とシュールたっぷりで癒された。
完璧なショーもいいけれど、こういうのもありだな。
 
水族館に入った辺りから、雨が降ったり止んだりで、日本海がダークネス。
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とにかく寒くて、でも水族館は閉館時間だし、体温を温存すべく鶴岡駅前で買ったミルクセーキ(山形名物)をボリボリ一気食いする。

お待ちかねのバスに乗って鶴岡駅に戻る。
暖かくて生き返った…
 
がっつり朝ごはんから、ちょいちょいあれこれ食べていたため、あんまりお腹が減らなくて、お肉屋さんの山形牛カレーのミニサイズを買って宿で晩ごはん。
山形牛、よくわかんなかったけれど、おいしい気がする!
 
道路の向こう側で見かけた、場末感がたまらないエキサイティングキャバレー!
雨で反射して妖しさUP!
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翌日は朝から羽黒山に行くため早めに就寝。
体を伸ばして眠れるってやっぱり素晴らしい。
 

夏の旅 新島 8/15

最終日は自転車を借りてモヤイ巡りからスタート!


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これは、、くさや?!
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乙女チックでお気に入り
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口の中にも草
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この道沿いにモヤイが続く
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お昼はお目当て栄寿司。
開店時間の10分くらい前に並んで2番目。
一気に列が出来て、開店と共に満席になる。 
 
注文受付数分後のカウンター。
寿司桶が山積み!
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待ってましたー!島寿司!
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甘い酢飯としっかり浸けられた魚(ぷりっぷり!)と辛子が絶妙。
結構ボリュームがあって6貫で満腹。
なんとか食べきった。
これで新島に悔いはない!
 
 
船の時間まで島内探索。
 
いろんな魚や味付けのものが並ぶくさや屋
南国気分なみやげ屋
自家製のお総菜が並ぶ個人商店
昼間から飲める居酒屋
のんびりおだやか。
 
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石の家が多い。
1階建てで頑丈で、空に花が映えて、ちょっと沖縄みたい。
 
たくさん神社がある。
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昨日作ったグラスを受け取る。
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自然の色みとほどよい厚みと、微妙に斜めでメタボ腹なのが手作り感満載で気に入った♪
ずーっと使おう。
 
 
あっという間の3日半。
緑と白と青と黒とオレンジと。カラフルだったな。楽しかったな。
足はすんごい焼けた。
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2年前の西表島レベル!
 
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さようなら、またいつか!