九州の旅 屋久島 9/29
4時に起きてせかせかと準備を始める。
宿のおじさんのご厚意に甘えて4時40分に車で出発し、途中でお弁当をピックアップしてもらい屋久島自然観前(バス停)に向かう。
爪みたいな月と、雨がぽつぽつ。
5時のバスに乗ろうとしたら、すでにすごい人!!
お弁当を食べつつ待って、5時20分のバスに乗ることにした。
あっという間にバスが来た。
乗り込み、ウトウトしていたら到着。
準備運動をして、6時5分スタート!
しょっぱなからトロッコのレールで、ちょっと歩きにくい。
昨日の島あそびガイドの廣瀬さんのアドバイス「日帰りなら、行きはサクサク進んで帰りはのんびりがオススメ」を守ってどんどん進むよー!
でも、やっぱり写真をたくさん撮ってしまう。
朝だから撮れる風景もあるしね。
水パシャポイントがなんともアドベンチャー!
道行く人と会話しつつ、ど平日(木曜日)と言えどもあまりの人の少なさに不安になりつつどんどん進む。
紅葉がちらほら
ふと横を見たら、屋久サルのあかちゃんが目線の高さを歩いていた。
びっくりして写真は撮れなかったけれど、もこもこして可愛らしかった。
大株歩道到着!
ここまでひたすらトロッコレール。
長かったー!
天然水を給水。
ビックリするくらいおいしい!!
ここからは軍手着用で、全身を使って進むハードモード。
降りて来た爺さん達に励まされる。
翁杉付近はアスレチック&沢みたいでとてもいい雰囲気。
これが例のウィルソン株!
ハートのポイントが分からない…
歪んだハート、いただきました!
釜爺のモデル
夫婦杉はよく見えなかった…
ヒメシャラの大木に抱きつくと、ひんやりして気持ちいい!
ハート型の石は偶然かな?
水に光が反射して揺れる
静かで力強い生命たち
高い高い名もなき杉
又足をくぐる
心臓みたい
深い緑、苔の世界
木漏れ日
たくさんの命が宿る切り株
朝の光
不思議と、なんだって出来る気がした。
もう少しで縄文杉!
その手前に、とても惹きつけられる大杉がいた。
生きていることが伝わってくる。
すごく好きだなぁ。
さてさて目的地は間近!
写真で見た階段だ〜
……遠い!!!
保護されていて近付けない…
大きいのは分かるけれど、全然迫力がなくてちょっと残念。
ここでお昼ごはん。
朝と内容はそんなに変わらないけれど、身体の隅々に諸々染み渡ってすごくおいしい!!
マグロ杉って呼ばれているみたい
帰り道は早い
お揃いのTシャツを着たオールフェア3人組
木を駆け上がるチビザルたち。
抜かれ追い越し何度もすれ違う人たちとだんだん会話をするようになって、手を振ったりして、楽しくなってくる。
♪stand by me〜なトロッコ道
行きに見かけて気になっていたエメラルドグリーンの川でひと休み。
ぼーーーーっと無になる。心地よい。
そろそろ終盤。
14時ちょっとにスタート地点に戻ってきた。
8時間ぶり!
足の裏が悲鳴をあげている…
年頭に剥離骨折・靭帯損傷をやらかした左足首も、時々ヒヤヒヤしたけれどなんとか持ってくれた。
タオルを濡らして首を拭いたら、すごく気持ちよくて生き返った〜
バスのおじさんや他の登山者が「シャワーもあるよ」と教えてくれたり、硬くてどうにもできないストックを2人がかりで縮めてくれたり、再会して会話したり、みんな優しい!
寄付金500円で屋久杉の箸置きget!
いい香り〜
バスに乗ったらチョコ食べたい欲と睡魔がやってきた。
あー疲れたんだなぁ
ここに来て雨がポツポツ降り出す。
ラッキー!
ちょいちょい遭遇&会話をしてきたモストレルのガイド 岡田さん(お客の女性は、4度目の屋久島で初の晴天だったらしい)が民宿まで送ってくれると言うので、甘えさせていただく。
ありがたーい!
16時前に民宿に着いて、即お風呂!
気持ちいーーーーーーーーーい!!
「あ゛〜〜」って声が出た(*´∀`*)
いつものゲストハウス旅じゃ出来ないこと、これがやりたかったの!極楽〜
ふと着替えが足りないことに気付き、洗濯大会。
フル稼働だ…
うたた寝をして18時半にお待ちかね晩ごはん!
食前酒はスターフルーツ酒
野菜たくさんの天ぷら
うりずん胡麻和え
亀の手
山芋
梅味噌キュウリ
キビナゴのお刺身
カンパチのカマ
袋エビの煮付けetc...
おいしかったーー
動けないくらい満腹。
外に出てみると、夜空は満天。
屋根に登って毎晩流れ星を見ていた西表で過ごした時間を思い出した。
よく動いて、人のあたたかさに感謝ばかりのあっという間の濃い2日間だった。