ひとり旅(バイト編) 西表島 8/1〜8/10
8月第一日曜日は大原祭り。
他の島では年で1番大きなお祭り(神事)の豊年祭があるが、西表島は豊年祭を行う風習がない。その分、大原祭りがある。
地域のみんなで作るお祭り。
日中は神事、夕方頃からはわいわいモード。
はてるまオーナーの計らいにより、集落の青年会活動に参加させてもらい屋台を手伝うことに。
祭りを見つつ準備。
スーパーボールが鮮やか!
ちびっこも、おばあちゃんも。
青年会・公民館・それぞれの集落や団体が旗頭を持っていて、代々引き継がれていく。
大原神社に奉納されたあとは祭りの会場へ。
大富青年会の屋台では焼き鳥・焼きそば・枝豆など10品以上を並べた。
私と同じくヘルプの大富小学校の若手の先生たちとビールを飲みながら売り子をしていたら、
はてるまに来る地元の人・スナックのママ・スーパーの店員さん・港のおじさんやら、知っている顔がたくさんあってなんだか嬉しかったり、
大富の青年会ね、買うわ!と言うおばさんがいて集落愛を感じたり、
先月半ば泊まった西表上原みどり荘の女将 山城さんと再会したり、
そのことを青年会の人に伝えたら「あ、みさこね〜」と片道50kmくらい離れているにもかかわらず知っていたり。
大原まつりは西表島で唯一花火が上がるお祭りらしく、これまでこの島で見たことがない人の多さだった。
舞踊、太鼓、子どものダンス、ライブ。
ライブの最後はみんなでカチャーシー!
この場面、テレビで見たことある!
老若男女踊り出す。その陽気がいい。
そして、みんなで手を取って何重もの輪になって巻き踊り。
みんな笑っていて、楽しい。
酔った勢いもあり真ん中の旗?を「持たせて!」って言ったら、男性しか持つことが許されないものらしく断念。無念。
締めは打ち上げ花火!
3分くらいゆっくりと上がる。
一発ごとにみんな拍手をしたり、「大原ー!」「最高!」と歓声を上げたり、指笛を吹く。
ちょっと涙が出た。
これまでこんな純粋であたたかい打ち上げ花火を見たことあっただろうか?
ここのところは何十分も続けて何万発が上がることが当たり前で、途切れたら白けて、一面が光で明るくなるほど豪華な花火ばかり見てきたし、それが見たかった。
あぁ、大事なことを見落としていたのかもな。
花火が終わったら屋台で売りさばき&片付け。
獅子舞や泡盛が描かれているお揃いのTシャツがかわいい。
文化祭を思い出す。
みんなやり切った!
売り子×やや風邪引きで声が枯れたけれど、とてもいい疲れだった。
何より西表島で顔見知りが出来たことが嬉しかった。
すれ違って手を振ったり、ニコって笑ったり。それって存在が認められていると感じることが出来る、とても大事なこと。
オーナー・青年会のみなさま、参加させてくれてありがとう!
そして夏風邪ダウンで2日間寝込む。
ただいま、日常。
でも日常といってもそれは東京にいた日々からすれば非日常。不思議。
メモを取りながらもう一度<ナリワイをつくる>を読み込む。
少しずつ家が出来上がってきた。
お風呂場の窓は、枠も戸も木でお気に入り。
ゴキブリもヤモリもいる素敵古民家。
ナナ子さんが買ったものの放置していたレッグマジックを拝借@部屋
ペンキ塗り中の屋根から見える大橋。
橋の向こう側は大原地区、こっち側は大富地区。
河川の左側は海、右側はマングローブの入り口。
ふんわりとしてリボンみたいなピンク色の雲。
この辺りでペンキ塗りが完全に終わった。よくやった、自分。
ペルセウス座流星群が近付いているよ、と、与那国&波照間友達のそうちゃんから連絡が来た。
バイトからの帰り道、夜空を見上げながらチャリをこいでいると、大きな大きな流れ星がふたつ。
次の日は花火の終わりみたいに落ちていく流れ星。
その次の日は屋根に上ってたくさんの流れ星。
流れ星だと思ったら、大きな鳥が横切っただけだったり。
今年はプラネタリウムに行きたいなぁと思っていたけれど、自然の星空とは比べものにならないや。
宝物をたくさん見つけた。
ご当地牛乳!
地域によって様々で結構おもしろい。