ひとり旅(バイト編) 西表島 7/22〜7/31
また西表島に向かう
港近くのヤギがお出迎え
朝ランを始めた。
南風見田浜(はいみだはま)の奥にある岩が芸術的!
ギザギザ、マーブル、ぷつぷつ。
全部自然が創り出したもの。
偉大!
気付いたらこんなのどかなところで夏を迎えている。
牛にカメラを向けると少なくとも一頭はこっちを向いてくれる。
何十年か前に西表島に来た外国人が島の何処かに3体の置物を置いていったそう。
そのうちのひとつ。
バンザイしている動物みたいでかわいらしい。
ロマンがあって素敵。
でもあとふたつは見つけられなかった。残念。。
天然記念物のオカヤドカリもそこらをウロウロ
チラッ
展望台から望むマングローブはとにかく青々としている
陽が昇ったら一気に蒸し暑くなるため、朝ラン終了。
早く帰らなきゃ、ってまるで<タイヨウのうた>みたい。
ピーターパン…
古民家の屋根のペンキ塗り。
防熱剤入のシーラーを土台として1度塗り、その上にペンキを2度塗る。
シーラーを塗るだけで屋内温度はぐんと下がり、とても過ごしやすくなる。
屋根が乾いていないと塗り作業が出来ないため、屋根+その他の計5面×2回・お風呂場・部屋のペンキを、朝10時まで&16時からひとりで塗る。(日中は暑過ぎて無理)
髪と顔含む全身が汗とペンキまみれになるから、どうしてもその日のうちにやりきりたくて夜もヘッドライトを点けて作業。
義務じゃないんだけれど立場的に義務感。。
当分ひとりペンキ塗りはやりたくない。
週一の休みの夜は、字南風原(あざはえみ。昼はごはん屋さん、夜は居酒屋。)で請福をたらふく飲んで、カラオケボックスはもちろんないからスナックで歌う。
ちなみに大原で夜遊ぶ場所は3箇所ほどしかない。
野放しニワトリに再会。
今回はすごい早さで逃げて行った。
バイトまでの時間は伊藤洋志さんの<ナリワイをつくる>を読む。
西表島で地域のみんなで力を合わせて家を建てた事例も紹介されている。
改装中の古民家も、いらないシンクをもらって取り付けたり、地域の仲間に協力してもらってペンキを塗ったり水を引いたり。目の前で繰り広げられてることが本に書かれている不思議。
すごいところにいるんじゃないか、という気がしてきた。
島や田舎と都会の当たり前は違う。
当たり前に当てはまる事柄は多すぎる。他人との付き合い・自然との共存から交通・利便性まで。
例えば震災に見舞われたり家族を亡くしてひとりぼっちになった時、島や田舎の当たり前は強くて都会の当たり前は弱い。
島や田舎の当たり前こそ、これから必要なんじゃないかなぁ。