ひとり旅 渡名喜島 6/18
朝イチで、泊港に向かい渡名喜島行きの船に乗り込む。
船は1日1本。
かって、この島には戸が付いていなかったから渡名喜島というらしい。到着したら圏外だった。
初・連絡が取れない島!
タイのことを調べずに済むから、ちょっとホッとした。
やっぱり気持ちが後ろ向き。
でも西表で働くまでの間、どうしようか悩む。
道が白い砂利で出来ていて、キャリーバッグがズブズブ沈み、なかなか先へ進めない。
事前に宿の場所は調べておいたのに、着いた先は個人商店。
島の案内板を見ても間違っていない。
地元のひとに聞いたけれど見当たらない。
電話したくても電波ない。
すごい強い陽射しで「もーやだ!」とプリプリしつつキャリーバッグを放ったらかしにして砂利道をさまよい、もう一回地元のひとに声を掛けたら、民宿のおじさんだった。
数年前に民宿の場所を移したらしい。
確かに案内板の色はかなりはげていた。
おじさんの車に乗せてもらい、民宿ムラナカへ。
民宿ムラナカは港から1番近い宿。
断られた2軒は港から結構離れていた。
この砂利道をずっと歩いていくのはとても大変そうだったから、結果的によかった♪
お母さん!て感じのおかみさんがニコニコ出迎えてくれる。
不快は忘れて幸せは数えるに限る。
洗濯機を回して、チャリを借りて島内巡り。
お昼は<ふくぎ>の豚肉定食。
汁物は沖縄そば!出た!
木漏れ日が綺麗な福木並木
木に貼られておる。。
暑いから商店の中でパナップを食べる。多分20年振り。
嘘っぽいブドウの味が懐かしくてサクサクしておいしい♪
そろそろ洗濯が終わった頃に宿に戻り、洗濯物を干して軽く昼寝。
大きな虹がかかっていた。
オリオンビールと丸オクラとピザポテトを買って、あがり浜でボリボリ。
ふとこの18日間に出会ったひとたちを思う。これまで考えもしなかったたくさんの出会い。
これだから旅はおもしろい。
後ろからオレンジの光を感じた。
振り向くとすごい夕陽!
港の堤防に向かってチャリを飛ばす。
燃えている!
沈む様子を見届けて、来た道を引き返すと砂利道のライトアップが始まっていた。
夕陽と同じコントラスト。
あたたかいひかり。
竹富島よりこっちの方が好きだな。