六本木アートナイト2015
六本木アートナイト2015!
〜ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル〜
21時半に六本木で待ち合わせて、六本木アートナイトの楽しみのひとつでもある、変り種肉じゃがが最高においしい飲み屋さんでお腹を満たして、どうやってまわるか考える。
21_21の<単位展>の前に、ちらっと国立新美術館に。
ちょうど<スイッチ総研>がやっていた。
地球儀に触れたら「フェルメール?!!きゃー!」と女性が近寄ってくる。(横から見るとあの絵と同じ)
板の上でジャンプすると座談している人たちがジャンプのリズムに合わせて跳ねる。(マリオみたいでかわいい)
赤べこに合わせて、頷く通話中の女性。(あ〜はいはいはい、耳に残る)
『スイッチ』を押すと始まる、オーディエンス巻き込み型の数秒〜数十秒の演出。双方的で面白い!
思いの外、長居してしまった。
慌てて閉館30分前に<単位展>に滑り込む。
身長1mのお祝いはケーキも1m
りんごって、どれくらい?
ずらっと並んでいる果物は、来館者が感じている林檎の大きさ。
グレープフルーツやレモンだったり、林檎でも様々な種類がある。
タブレットの上で、手で林檎の形をつくる。
これくらい?
いやはや、すごいですな。技術って。
私は、ふじでした。りんご!
ここでiPhoneカメラの異変に気付く。
右上に黒いモヤが写る。。ゴミかな…
おじいさんの古時計
時計の前に人が立つと、過ぎた時間を消して、その時の時間をマジックで描くおじいさんが現れる。
これ映像だよね?どうなってるのかとても不思議。
全部同じで全部違う
黒モヤが、、気になる。。
ここの位置
A○、B○
ことばのおもみ
「かてい」は「しごと」より重い。深い。
マッハ1は東京タワーを1秒で上る。
1GB分の動画・写真・文字。
魅せる。
背の順
足が止まった。
なんて素敵な単位!
手前は4斗樽 72L
相当量がずらっと。
2せき5分 45mlのお猪口 1600個!
土台が瓶ケースっていうのがまたいい。
ミナペルホネン 皆川さんは感情や有り様を色で表す。
湿度や質量が数値化されている。
pixelman
カメラに近付くとどんどんpixel数が小さくなってぼやけていく。
ゾウ・ヒト・ネズミの生命の時間の比較
ネズミ時間、早過ぎる!
閉館時間になり、後ろ髪を引かれまくりながら21_21を出て、オレンジジュースを速攻で飲み干した。
友達が「盆踊りしたい!」とのことでミッドタウンに移動。
木によじ登るレゴたち
<SENSELESS DRAWING BOT>
ドローイングマシンが自動で絵を描く。
リアルタイムでは見られなかったけれどアートナイトならではな夜の暗さを活かした作品で、かっこいい!
お目当て盆踊り。
<六本木演舞場(ろくほんもくやまいば)vol.3>
前後左右の人をも巻き込むオリジナルの盆踊りで熱くなる午前1時。
たくさん笑って体を動かす。
今年で3回目なのね。知らなかった!
3時から六本木ヒルズアリーナでドカンとやるようで、忘れないように。
<Photo Circuit>で、覚えたての阿波踊りを踊る。
24台のiPod touchで一斉に撮影した画像を繋げて動画に編集する。パラパラマンガみたいでとても楽しげ。
開く<BLOOM>
回る<CANDY>
太陽電池式花畑<リトル・サン・ガーデン>
赤富士<響>
<願いのクリスタル花火>は、スマートフォンで花火を選んで願いを書いてポチッとな。
まさか書いた文字が花火と一緒に打ち上がるとは思わず、友達に失笑された。さすがチームラボ…
さてさて3時、盆踊り本番!
さっきの何倍もの人が集まっている。
常連さんが多いみたいでみんな慣れている!
踊りって、いい。
グラフィティのエッセンスを抽出した、大山エンリコイサムのライブドローイング
<カウンター・アクトⅡ>
〆は森美術館。
展望台で朝日を拝むんだ!と意気込んでいたら、リニューアル中であった…
曇りや曇りやリニューアルで毎年見れないぞ、朝日。
シンプルなかたち展:美はどこからくるのか
印象的だったのは、
オラファー・エリアソン <丸い虹>
アンソニー・マッコール <円錐を描く線2.0>
グザヴィエ・ヴェイヤン <光線>
ゼロ次元の映像(衝撃的で目が点になった)
角度や行動によって、見えるもの・感じることは様々である。
言葉ではなくかたちで示されている作品や、
リ・ウーファンの言葉「無限とは自分から出発して自分以外のものと関わる時に現れるものを言う」を見て、
自分なりにそう理解出来た。
MAMコレクションの、アジアと鳥居の関係性も見応えがあった。
アジアの各地でただそびえる、太平洋戦争の遺物である鳥居の違和感。
すっかり明るい5時半。
展望台が一部だけ開放されていた。
青山霊園のお墓がレゴブロックみたい。
最後にあの作品を。
やっぱり夜に映える。
うどんが食べたくて朝の六本木を歩いたけれど、カオス過ぎて、つるとんたんはとても混んでいて、地下鉄にUターン。
まだまだ夜の世界の延長であった。
余韻が残る作品に多く出会えたことと、盆踊り効果もあってか、全然眠くならなかった。
毎年新しい六本木アートナイト。
東京にいるうちは行かなきゃもったいないな。
来年も行こう!