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日日是好日

日々や旅をマイペースにつづります

続ひとり旅 西表島 9/24

ひとり旅
やや二日酔い。体が重い。
 
昨日、遊んでくれることになった本日仕事休みの高野さんの電話で起き上がる。(原チャも乗れず漁をするにも海の状態が悪く24日の予定がぽっかり空いてしまった)
早く動き出さなきゃもったいない。
一旦待ち合わせ時間を遅らせてもらったものの、元の時間に戻して準備開始!
 
久しぶりに聴く朝8時のチャイム。
相変わらずなかなかの大音量。
どこの島だったか、竹富町で初めてこのチャイムを聴いた時びっくりして目が覚めた。
 
玉盛スーパーで待ち合わせて、向かうは宇多良炭鉱跡♪
ヒルギ群・ネコ注意・上原港近くのエグい急カーブを通過し、朝ごはんはおやかわ商店のポークむすび。
ここのポークむすびは多様で、鮭マヨポーク・唐揚げポークなどなどネタが豊富。
無難にポーク玉子をいただく。うまい!
 
まずは浦内川。
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炭鉱跡は浦内川の横の山道を進んだ先にある。
 
鳥やセミの鳴き声、黄緑やレインボーのトカゲ、ハゼ、ヒルギ、きらきらの緑、光の川、何もかも巨大な植物。
ジャングルだ!探検隊だ!
 
ツアーの裏話・罠の仕掛け方・魚の呼び名・地理、いろんな話を聞きながら自然の音に耳をすましながら歩く。
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目の前の海は東シナ海で、東京と比べて温度は6〜7度・湿度もだいぶ高くて、フィリピンや台湾が近い。
でも言語や民族は同じ。近いのか遠いのか、不思議な感じ。
 
立ち止まったり眺めたりで40分ほどで炭鉱跡到着。
何も知らないで来たけれど、ここに来る途中に教えてもらったけれど、炭鉱跡はダークな歴史の地だった。
リアルカイジ
騙されて重労働、特別な通貨、集団生活、タコ部屋、拷問、マラリア、逃亡。
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トロッコレールの支柱の残骸を侵す大きなガジュマル。
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まるで門番みたいな井戸のようなもの。
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美しくて力強い自然の生命力も、その時は地獄でしかなかった。
 
後日聞いた話だと、今でも工事中に白骨遺体が見つかるらしい。主に、炭鉱跡から逃亡したものの山中で遭難死した人たちのもの。
平凡な日常は、実はとても有難い。ご冥福をお祈りします。
無謀なキャンパーの遺体や白骨が海辺で発見されることもあるらしい。自然は偉大。
 
続いては、まるまビーチ!
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西表にこんな綺麗なビーチがあったのか!!!大興奮。
初SUP!
SUP(2人用の大きいやつ)に乗ってヨガならぬ柔軟体操、寝転がって楽チン贅沢シュノーケル(ライフジャケット無しの恐怖心が勝った)、仰向けになってただただのんびり。
 
空と海のいろいろな青色と砂の黄色の絶妙なコントラスト。
3m以上はありそうな巨大サンゴとカラフルサンゴにクマノミ
どこを見ても絶景。
 
SUPを漕ぐのは意外と難しかった。
ささくれが膿んで腫れた人差し指からブニュッと膿が出たのもきっと海の力。
 
着替えのパンツを持って来るのを忘れてどうしようか喋っていたら、「ノーパンでいいじゃん。俺も忘れた!」と。
確かに!!!!
衝撃を受けた。パンツをはいてなくても見た目わかんないし、絶対はかなきゃいけない訳じゃない。
あぁ、頭堅いなぁ私。。
 
去年見た時はボロボロの小屋だったパーラー美々が、立派になっていた!
パーラーっていうより、カフェmimi。
トロトロ軟骨ソーキそばをいただきます。
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スープがうまい!+こーれーぐす最高。
 
眠気覚ましに缶コーヒーを飲みながら、個人的川遊びスポットの大見謝ロードパークに向かう。
川遊びに絶好の干潮!
満潮だとヒルギの支柱根が完全に水に浸かるくらい水位が上がり、立ち入り出来ない。
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去年もここで見て感動した、光が川に反射して葉っぱに映ってゆらゆら煌めく現象は何て言うんだろう。
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自然からたっぷりパワーをもらい、大満足な帰り道。
 
人通りの少ない歩道に翼が曲がって骨肉が剥き出しになったサギがいた。
誰かが通報したようで、すぐに対向車線から野生動物保護センターの車が来てホッとした。
 
道端のサガリバナの群生、西表の牛の運命、年中咲くハイビスカス、島には桜の木がない、緋寒(悲観)桜、女性に優しいやまねこのおっちゃん。面白い話は尽きない。
 
宿に戻り、洗濯(手洗い)・おみやげ物色(ここでも島話)・月桃の実を摘みながら半径100mもない範囲をぶらぶら。
1日ですんごい焼けた。
 
まだまだ明るいうちにシャワーを浴びてスッキリ&ごろごろ。
畳が気持ちいい。
 
朝は早目に動き出して、日中うんと動いて、15〜16時くらいにシャワーを浴びて、休む。そして日が暮れたらごはんを食べに、飲みに、ひとに会いに出掛ける。夜はゆっくり過ごす。
島時間ってこういうことを言うのかなぁ。いいスタイルだなぁ。
 
晩ごはんは、はてるま!
ちょっとだけ手伝って、少なめでおまかせごはん。
・オオマチの南蛮漬け 長命草添え
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・苦菜の和え物
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サヨリの塩焼き
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・パパイヤの煮物
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・島たけのこの炒め物
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・小アジの唐揚げ
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などなどなど。
相変わらずの美味に手法。
衣をつけずに揚げた小アジの唐揚げは、ウロコがサクサクして、シークァーサーを絞ると動く。食感に感動!
 
小川糸さんのエッセイ<海へ、山へ、森へ、町へ>に、西表島を的確に表現した一節を見つけた。
≪なんて空気がおいしいのだろう。都会で吸う空気よりも、濃密な気がする。気体の中に、動物の荒々しい息づかいや官能的な植物の匂い、爽やかな水や花の香りなどがスパイスのように入り混じっている。≫
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わかるわかる。
うまく言い表せなかった、私が西表島を好きな理由だ!あと小川糸さんの文章も!
 
お腹も心も満たされてだんだん眠くなってきたので、宿に戻り、屋上に寝転がって星空を見上げる。
今日もたくさんの星がきらめいている。
西表島のことをもっと知ってもっと好きになった日だったな。
やり残したことをやりにきたけれど、そこに出来事が加わって、もっとここにいたくなる。
でも、時間が限られていて、やるべきこと(義務)があるから、だからきっと楽しい。
全力で楽しもう!
 
22時半頃、寝落ち。