アート旅 大島・男木島 10/15
瀬戸内国際芸術祭4日目。
台風接近中のため天気がどんより。
港の近くの赤カボチャも大人しく見える。
男木島〜大島と動く予定が、台風の影響で大島の作品展示が13時までになったことを直島の港で知り、大島〜男木島の順に向かうことに。
直島〜高松港へ。
大島行きの船を予約して、気になっていた味庄に行く。
味庄は朝5時からやっている、高松駅近くのうどん屋さん。
ぶっかけうどん小250円と茄子天100円。
うまーーーーーーい!
濃口甘めのダシ!サクサクの天ぷら!コスパ最強!!
飲み干した。
そして大島行きの船に乗る。
雨がパラパラ。
大島はハンセン病国立療養所がある島で、誤った知識から隔離された方たちの悲しい歴史の地でもある。
こえび隊の方の説明を受けながら島を進む。
同じ人間なのに人間として扱われない。生まれることが許されない。
原因が分からなかったからただただ怖かったんだろうな。
誰のせいか、時代のせいか。もう大丈夫だよ。
たくさんの命に合掌。
大島に来た大目的は、田島征三の青空水族館!
入居者が暮らしていた建物で繰り広げられる海賊と人魚の恋物語。
田島征三の色・形・素材・世界観、全部大好き。
お出迎え
ホロホロ人魚
動き出す魚
美しすぎるミジンコの海
悲しい結末
このね、ピンク×水色のさりげない組み合わせとこだわりが絶妙過ぎてたまらない。
越後妻有アートトリエンナーレ<絵本と木の実の美術館>で一目惚れして買ったコースターは、くさむらという作品のものだった。いつかこの本買おう!
大満足。
大島会館内の喫茶室のお茶菓子(見本)
おいしそうだけれどお腹いっぱいだから見るだけ。大島の土で焼いた器も味がある。
カフェ・シヨル。今日はお休み。
大島〜高松港に着き、速攻男木島行きのフェリーに乗り込む。結構な雨!
男木島は坂道の島。
おばあちゃんがたくさんいる小屋(クローク)にリュックとお土産袋を預けて出発。
友達の写真で見て素敵だなぁと思った、男木島の魂 ジャウメ・プレンサは雨のためスルー。。
サボテンが石垣に生えてる!
至る所に男木島路地壁画プロジェクト。
うつしみず 石塚沙矢香
生活用品でつくる島影。古道具をぼんやり見つめていると、懐かしい気分になってますますぼんやり。
島の風景が書かれた陶器で作られた繊細な花や枝。
漆の家・オルガンを経て、記憶のボトル 栗真由美
青が綺麗
思い出がキラキラ
この人形、実家にある!おじいちゃんの東京みやげ。
昭和40年会 男木学校
なかなか不思議。ちょっと?結構がっかり。。
4年2組「ポスターの写真」 小沢剛
この2つは問題提起を感じられて面白かった。
甘いもの、でもごはん系が食べたい欲に駆られ、香川の伝統料理の白味噌あんもち雑煮をいただく。
雨で冷えた体に染み入る。生き返る。
甘じょっぱくておいしい♪
17時発のフェリーで高松港へ戻る。
この旅、初の船内大混雑&暴風雨。
台風がどんどん近付いている。
コンビニで晩ごはんを買って、駅近くのカプセルホテルへ急ぐ。
雨でグズグズになった靴を脱いで、温かいシャワーを浴びてボックスに引きこもる。
外の天気なんて見えないし関係ない。あー幸せ。
寝転がってテレビを見てウトウト。優越感というかなんというか、極楽。