アート旅 直島 10/14
瀬戸内国際芸術祭3日目。
高松経由で直島に向かう。
朝7時の高速船に乗り込むタイミングで、宿カラフルにiPhoneを忘れたことに気付く。
友達に、宿に電話して持ってきてくれるようにお願い&先に向かって直島でレンタサイクルを確保(これだけ予約してない)してもらうことにして、次の船で追いかけることに。
船の本数は多いわけではなく、友達と落ち合えるのは2時間以上後になりそう。
どうしようかなぁと港でぼんやりしていたら、レンタサイクルあけだ(昨日レンタサイクルを借りたところ)のおじちゃんが表れて、「どうした?」と声を掛けてくれた。
おじちゃんは海上タクシーに給油していた。そういえばレンタサイクルはガソリンスタンドの一角でやっていた!
宿にiPhoneを忘れて持ってきてくれるのを待っていることを話したら、「じゃあ海上タクシーに乗ってけ。俺が話をつけたる。早く持って来てもらうように電話しな!あ、電話ないんだな、じゃあ俺が宿に電話してやるよー」とポンポン話を進めてくれた。
8:20の船に乗る予定が早まり、少し安くもなり(船 1300円、海上タクシー 1000円)とても助かった。
島人あたたかい!
お騒がせして申し訳ない。
もともと乗る予定の8:12のフェリーは定員MAXで、9:15の高速船で直島へ向かう。
高速船はフェリーの2倍くらいの金額だけど半分の時間で着くため、時間を買うなら高速船。ダイヤもうまい具合に調整されている。高速船もしくはフェリーのみ運行する島もある。
9:40に直島に着いて友達と合流。
レンタサイクルも確保OK!さすがです。
7年くらい前からずっと来たかった直島についに来た♪
予定カツカツのため草間彌生の赤カボチャと写真を撮りたい気持ちを一旦抑えて、宮浦港から本村方面に向かう。
ANDO MUSEUM 安藤忠雄
秋だから柿の暖簾。庭には柿の木。ハイセンス。
光、極限のデザイン、洗練、空間想像力、デッサンから滲み出る才能(紙ナプキンに書いちゃう!)
計算を肌で感じる。すごい人だ。
庭のガラスの突起物の仕組みも面白い。
おしゃれゲストハウス 路地と灯り&カラメル舎(カフェ)。気になるけれど、まだいいかな。
黄カボチャまでチャリを走らせたら、タイミングよく地中美術館行きのシャトルバスが来たから乗り込む。
受付から地中美術館までの道を花が彩る。モネの世界みたい。
睡蓮!
これも作品なんだね。素敵!
憧れの地中美術館に到着。
混じり方さえ美しいモネの色。見れば見るほどいろいろな色が出てくる。絶妙ってこういうことなのかも。
自分がどこにいるのか分からなくなるタレルの空間。白と青のブラックライト?モヤの中にいるみたいで、目の錯覚かなんかで距離がつかめない不思議。
空腹のため、李禹煥美術館は広い庭からチラ見。
涼しい風を浴びながら山道(下り)散歩。
弓なりのきれいな浜。
色付く桜の葉。
秋ですね。
ベネッセアートパーク〜黄カボチャ(逆光)〜お昼ごはん@garden
焦げ茶色の板を組み合わせて作られたような古風な家が並ぶ町並みに点在する、家プロジェクトをぶらぶら。
畳や襖と床が初めて別世界のものに見えた。
さっき通り過ぎたカラメル舎でひと休み。
縁側でカラメルマキアートコーヒーをいただく。バニラビーンズ入りでおいしい♪
目の前のゲストハウスで猫がくつろいでいて、私もくつろぐ。
目つき怖い。
はいしゃ(大竹伸朗)前で、明日から仕事の友達と別れ、もう一度、黄カボチャまでチャリを飛ばす。
黄昏時。1日が終わる。
さようなら。
海の幸のいい匂いに釣られて、カニ味噌汁&タコ飯@seto.UCHI
タコ飯以上に、添えられていた水菜のオリーブオイルさっと和えがツボ。
I♥︎湯 大竹伸朗
大竹さんの作品はなんやらすごくて混沌としていて訳が分からなくて横目で見るだけでもお腹いっぱい。
宿は九龍(クーロン)。
予約日を間違えていたみたいでしばし待ちぼうけ。連休最終日で宿泊客も少なく、のんびりぐーたらモード突入。
朝からばったんばったんであった。
安藤忠雄の天才さがよく分かった1日。