ひとり旅(バイト編) 沖縄本島&西表島 8/21〜8/31
ただいまニャンコたち。
しおしお。
そんな怖い顔で見ないでおくれ。
クミさんに祭りスタイルに仕上げてもらい、本部町 健堅青年会のエイサーに参加させてもらう。
健堅は地名。いい響き!
エイサーは商売繁盛や子孫繁栄を祈るおめでたい舞踊で、依頼を受けたお店(ホテル、居酒屋、コンビニ!)や家庭をまわる。
お店は廊下や駐車場で、家庭は庭や部屋や道路で踊る。
見よう見まねで踊ってみるけれど難しく、小学生にコツを教わる。小学生、圧倒的にうまい。
三線もさることながら歌も沖縄独自の声の抑揚や溜め?が効いて心地いい。
みんな笑顔で、ちょいちょい家族がまじって穏やかな時間が流れる。幸せ。
健堅青年会は20代前後のメンバーで構成されている。ちょっとヤンチャだけれどしっかりしている。
若いうちから地域の文化に触れることが当たり前って素晴らしいことだと思う。
既に、かもしれないけれど、いつか支えや誇りになるよ。大人たちが見守ってくれたことに気付くよ。
そして強さと優しさをもって、次の世代に引き継いでいってほしいなぁ。
とてもあたたかい気持ちになったし目頭も熱くなった。
参加させてくれてありがとう!
そして旧盆も明け、父とクミさんにさよならをして、また西表島へ戻る。
ここにいられるのもあとわずか。バイトまでの時間と休みの日を大切に使わなくちゃ。カレンダーを作って、干潮の時間を調べていつどこに行くか計画を立てる。
干潮の時間を狙って、ずっと行ってみたかった大見謝ロードパークへ。
緑が眩しい。
小さいポコポコはマングローブの木の根っこ。
ここは満潮だと渡れない。
気持ちいい♪
初めて太陽の光が水面に反射して木々の葉っぱに映って煌めく瞬間を見た。
自然がキラキラしていてすごくパワーをもらい気に入って、翌日小浜島から遊びに来てくれたアサミさんと一緒にまた来た。
ビーサンが流され、まさかのシュノーケルで拾いに行く。濁水で軽くパニックを起こしたけれど無事帰還。
たっぷり水遊びをして大満足!
帰り道にイノシシ(多分)の子どもを見た。
この日は月がとても低い場所からのぼって来たから、仲間橋の歩道の真ん中に寝転がって星空を眺めた。
ある日の豪華まかない。ビュッフェみたい!
古民家ではゴキブリ(水攻めorゴキジェット)やヤモリ(出てってくれと祈る)の出没は日常茶飯事なんだけれど、初めてカニ様がいらっしゃった!!かわいらしいから放置。
シュノーケルポイント探し。
ポイントは見つからなかったけれど、プライベートビーチ風な素敵な場所を発見。
またまた台風接近によりバイトはお休みで引きこもり。
台風が落ち着いた夜、猛烈にラーメンが食べたくなってスナックに駆け込んで食べた豚骨醤油ラーメンは絶品だった。
ラーメン屋さんなんてもちろんない。スナック万歳!
ぽつぽつ。
一本木の梁の力強さ・外がどんな雨風でも優しく包んでくれる木の色味の天井が好きでよくボーッと眺めた。
字南風見の500円ランチのオムライスが、卵トロトロでたまらなくおいしい。
どうも場所がよくわからなかった忘れな石の碑を見つける探検。
何度来ても雄大さに惚れ惚れする。
天然の岩ソファ。
こんなところに!ってところに、忘れな石の碑はあった。
ここも満潮時には見に行くことが出来ない。
忘れな石の碑は、戦争から逃げてきた軍隊からチフスが広まり島民がたくさんなくなった悲劇を忘れないための碑。
穏やかな日常を生きていられることに感謝。
それにしても、満潮時には行けない・見れない、って冒険心をくすぐる!
たくさん遊んでたくさん働いて、8/31は最後の出勤。
ラストまかない。
ひゃー♪幸せ過ぎる。
味噌汁はノコギリガサミとヤシガニ!
たらふくおいしくいただきました。
が!
予約がたくさん入り、週明けの9/2が最終出勤日に。
喜怒哀楽いろいろあったけれど<はてるま>バイト生活が終わっちゃうのは寂しかったし、9/4に東京に帰るまで西表島で過ごそうと考えていたから、1日伸びて嬉しかった。
悔いなく動こう。