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日日是好日

日々や旅をマイペースにつづります

ひとり旅(バイト編) 西表島 8/11〜8/20

ひとり旅
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耳がピーンとしてかわいい子ヤギが近付いてきた。
撫でようとすると後ずさりする。

地域の誰かが亡くなると公民館でお葬式を執り行い、地域の人がみんな集まる。
気候柄、半袖の黒いシャツに黒いパンツ。
西表島には葬儀場がないため、石垣島まで個々の持つ船でご遺体を運ぶ。

結婚式も公民館で挙げる。西表島には式場用の建物もブライダルの仕事もない。
1日で数百万飛ぶことが当たり前の本土の結婚式事情を当たり前だと思っていたから驚いた。
そんなにお金をかけたいモノの正体はなに?思い出?見栄?
大切な人たちの喜ぶ顔を見たい・喜びを伝えたいなら、はじめましての時間制の式場より慣れ親しんだ地域の公民館の方がはるかにいいね。
そうだよね、形式じゃなくて気持ちが大切だよね。

先日立ち寄ったカフェ、カランコエに置かれていたフライヤーを見て気になった<いやしろち>
アクセサリーショップとマッサージをアパートの一角でやっている。
いつも立ち仕事を頑張っているから、たまにはいいよね!と、電話をしてみた。
<はてるま>まで迎えに来てもらい、フットマッサージをお願いする。
ハワイ風のシンプルで落ち着く部屋に癒される。
久しぶりの贅沢!!(ありがたいことに八重山在住割引を適用してくれた)
アロマはいい匂いだし、お姉さんはナチュラルな美人さんで幸せ〜。
本土出身のお姉さんはここに夫婦で住み、依頼が入ったらその一室で仕事をしている。
マッサージ=価格競争で心身ハードそうなチェーン店のイメージが大きいけれど、島で必要なものだけに囲まれてのんびりと。そんな働き方もあるんだな。
確かに、東京の部屋にはいらないものだらけ。キャリーケースひとつで3ヶ月は旅出来ているんだもん。
必要なものを選りすぐったら、どれくらいの広さの部屋・持ち物で生活が出来るんだろう。
そんな話や、島旅・西表島生活・働き方に悩み中な話をしていたら、あっという間に時間は経ち、最後に自家製ハーブティーをいただき、心も身体もとても軽くなった。
いらないものをどんどん増やして、自分で自分を縛っているのね。

ひょんなことから2年前に宮古島で友達になったタナが、西表島しかも近所でバイトをすることに。
友達がいるとますます楽しいし、気付く。
バイトの帰り道は、チャリを漕ぎながら集落の灯りや星を眺める。
でも足元にも灯りはあって、たくさんの蛍がいた。
全然気付かなかった!
ありがたいことにタナのバイト先は車を貸してくれるため、行動範囲もぐんと広がった。
自転車も好きだけれど、西表島の地形はアップダウンが激しく広々としているためあまり適していない。

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初めて野放しでないニワトリを見た。
クークーと、かわいい声で鳴いていた。
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雨が降ってきたらいそいそ雨宿り。

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パラパラ雨の海は優しく映る。
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巨大ハッピーターン!(謎の砂袋)
東シナ海だから何でもありな気がする。

ペンキを塗り終わった屋根に登り夜空を眺めていたら、たくさんの流れ星とおそらく人工衛星が見えた。
あれは人工衛星なのかなんなのか、飛行機とは違う光の物体があちらこちらに。

朝、オレンジ色の光で目が覚めた。
慌ててランニングウェアに着替えて高台に向かうと、直視するのが痛いくらいの朝焼け。
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軽く引っ掻いたら千切れてしまいそうなくらい繊細な雲だった。

山道をずっと上がったところに展望台があると聞いて歩いてみた。
ハブが出たら嫌だなぁと道の真ん中を進む。
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緑の中に清らかな小川発見!
まだまだ坂道は続く。
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そこから30分ほど歩くと展望台に着く。
左手が河口、中央に見えるのは相良川。
雲か、その手前の水蒸気の集まりがふわふわ浮いている。
深呼吸するととても気持ちいい。
往復2時間ちょっと。

8/15は入植祭。
西表島 大原の地に人が住むようになったのは61年前。
自然やご先祖様に感謝して、これからも無事に生活することが出来るように祈るお祭りで、大原地区に住む人々がみんな集まる。だから地域のお店も宿も全部お休み。

ここでも旗頭。
地域の人が代わる代わる持つ。
とても重いみたいでフラフラしている。
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朝は祭事に獅子舞や盆踊り、昼は宝探しやゲートボール(呼び名は違うんだけれどそんな感じのやつ)、夕方からは三線・笛・太鼓の演奏や子どもたちの出し物、と1日に渡って行われる。
30代中心の大富青年会が主体となって動いていて、みんなかっこよかった。

お昼ご飯(沖縄そば入りヤギ汁・お赤飯)を配布したり、かき氷やカレーライスを盛ったり、今日はそんなお手伝い。またまた飲みながらでゆるーく。
夕方からは精鋭釣り部隊によるグルクンとミジュンの唐揚げが振る舞われる。
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すごい数!
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いただきまーす♪
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最後はやっぱりカチャーシー
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ちゃっかり打ち上げにも参加させていただき、また一歩、西表島のひとたちに近付けて嬉しかった。
もちろん打ち上げも、折り畳み机を出して公民館の外でやる。どこかの居酒屋じゃない。(そんな場所もない)
いいね。

ある夜、イリオモテヤマネコを見た!
耳が丸くて尻尾が太くて全体的に猫よりずんぐりむっくり。
はてるまに来た地域のひとに話したら「あー、その場所ならケンタの猫だ」と笑われた。
でもまだ半分、イリオモテヤマネコだと信じている。

旧盆はお店も休みのため、沖縄本島の父のもとへ向かうことに決めた。
またも台風がやってきたため、石垣島に1日早く渡る。
どしゃ降りの石垣島で、まず向かったのはA&W
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こういうジャンキーなやつに飢えていたのねー
ずぶ濡れになってネットカフェに向かい、マンガ読み漁り。<彼氏彼女の事情>を読破。高校生がアイデンティティに悩む。今読んでもおもしろい。店内で西表島のスーパーの店員さんに遭遇して、なんだかホッとした。
西表島民は娯楽を求め石垣島に行くのである。

翌朝、台風は去っていい天気!
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それではこの旅最後の沖縄本島へ行ってきます。