ひとり旅 黒島 6/15
朝、波照間島を出て、石垣港経由で黒島へ。
旅のお供もくたくた。
ガイドブック系を全部家に置いて出てきてしまったから、空港にあったこの冊子と船の時刻表がすべてだったんだけれど、ネットがいじれれば十分楽しめることがわかった。
だったのだが、昨日お店に電話をしたら「一時的にお店を閉めている・ヤシガニそばは今出していない」と。
無念。。
でもとりあえず向かってみる。
宿のおじさんが地域の行事に参加するため送迎が出来ず、近くの宿の送迎車に乗せてもらえるよう手配してくれた。
まずその宿に立ち寄って宿泊客を降ろすことに。
民宿まぁちゃん。
同建物でごはん屋さんもやっている。
そこに衝撃の看板が!!
ヤシガニそば 1500円!!!!
ヤシガニ熱を伝えお願いして、晩ごはんをそこで食べる約束をしながら宿へ。
黒島来てよかったー
地域の行事があってよかったー
誰もいない宿に荷物を置いて、自転車を借りて島探検♪
黒い牛がいっぱい。
人<牛の島なだけあって、ひたすら牛。
工事中だったけれど「いいよー」と入れてくれた桟橋
宮古のまもるくん風
もぐもぐヤギさん
干潮時の浅瀬はどこまでも進める。
青い魚が寄ってきた!
高い空の白い月
島を軽く2周して、宿に戻った途端にスコール。
雲が重くて肌寒いなぁと感じるとスコールが来る。
ちょっとずつ旅に疲れてきた。
明日のことを今日決める生活を続けると、最初はワクワクしていても、だんだんそうではなくなってくる。
ただ横になってボーッとする。
スコールが止んで、約束の時間になった。
一旦もやもやは置いといて、念願ヤシガニそばを食べに、まぁちゃんに向かう。
宿の晩ごはんタイムに混ぜてもらうことに。
そこには、昨日宿が一緒だった男の子がいたこともあり、すんなりと入っていけた。ありがたや!
そしてヤシガニそばのお出まし。
どーん!!
注目。歓声。
エビとカニの合いの子みたいな特濃のヤシガニ味噌のスープがたまらない。
麺は沖縄そば。
とてもおいしい!
スープを飲み干し完食。
まぁちゃんには、ほぼ住み込んでいるお客さん(大人の事情と言っていた)や毎年泊まりに来ている常連さん・スキューバをしに来たお一人様が何人かいて、ごはんの後のゆんたくも「いたらいいじゃない」と参加させてくれた。あたたかい!
私からは伊良部島のキャラメル黒糖を。
ゆるやかに時間が流れる。
そしてオーナーまぁちゃん主催のヤシガニ探しナイトツアーが始まる。
ヤシガニは雨上がりによく出没するらしい。
真っ暗な山道を進む。
たまに牛の声や気配。
湿度たっぷりの夜の風。
空にはたくさんの星。
ヤシガニは見つからなかったけれど、桟橋に車を停めてみんなで星空を見上げた。たまに流れ星が横切った。