ひとり旅 与那国島 6/7
朝リビング?に出たら人がいた。
オーナーかなぁと思ったら宿泊客!
客いたのか!!
お互いそう思ったようで笑う。
その人は日本をあちこち旅してきて、これから向かう種子島でコンプリートらしい。超旅人!
お互い船&飛行機まで時間があり、朝ごはんを食べましょう、と石垣市内をぶらつく。
とは言っても、朝9時に営業している店は限られる。
どこかないかなー、と探していて目に入ったのは栄福食堂!
ヤギ汁の看板が目立つこの食堂、気になっていたんだよねー!と意気投合していざ店内へ。
ヤギ汁と店主トニーおすすめのピパチチャイをいただく。
ヤギ汁は臭みがなくておいしい!
汁に入っているフーチバー(ヨモギ)はローズマリーの香りが味になったみたい。
不思議な感じ。異国の料理みたい。
いつか神奈川で食べた、臭い不味いヤギ汁とは鮮度が違うからかまるで別物。
ピパチ(ピパーチ<島胡椒>)の効用・トニーの由来・トニーも旅人だったことetc...
お店に入ってからノンストップで喋り続ける強烈店主トニー(おじちゃんとおじいちゃんの間くらいの年齢)。
8:30〜23:00の営業時間中、常にこのテンションらしい。
ピパチは素晴らしい!と3回くらい説明してくる。
うん、わかった。
メニューにもポスターにもトニー。
旅人用ノート。
この店にひとりで入る勇気&ヤギ汁を食べ切る自信がなかったし、朝から元気をもらえたしで、昨日竹富島に行ってよかったーと心底思った。
超旅人と別れ、与那国島行の船へ乗り込む。
初めて乗る大型貨物船。
石垣島から約4時間、最西端の島。
船の中はめちゃくちゃ寒いけれど、ブランケットをかけると暑苦しい。
うまいこと調整して、旅路を決めつつ、うたた寝しつつで到着!
今日の宿<おじーのいえ>の、おじーが港まで迎えにきてくれる。
与那国名産や旅話をしつつ宿へ。
長命草が名産らしい。
かわいい看板。
100円/日で原チャを借りて(離島ではバイクという)、島巡り。
道には牛か馬のウンだらけ!
のびのびヨナグニウマ。
動物園の存在って何なんだろうと思う。
島のモチーフ、男立岩。
ずーん
ちらっ
最西端!
牛を見かけて急なうねうね下り坂を下ったものの、近くに来たら恐怖を感じて引き返そうとしたけれど、発進の加減が分からず&パニックを起こして、原チャは溝にハマり、私は吹っ飛んだ。
さっき見かけた観光客の兄さんを呼んで手伝ってもらおうと思ったけれど、ひとり旅で自分で対処出来ないでどうする!と思い、汗だくになって前輪から引き上げていたら、偶然その兄さんが車で坂を下ってきて、異常さに気付いて引き上げ&平坦な場所への移動を手伝ってくれた。
多謝!!!
あとあと聞いた話だと、与那国島にはパクチーが自生&刺身のツマに使うらしい。
そんなことはこれっぽっちも知らず、初めての原チャドライブにワクワクしながら走っていたよ。。
パクチー人間無念。。
風を感じながら緑の中をひたすら進む。
とても気持ちよかった♪
共同売店内で白クマアイスを食べ、長命草そうめんを買って宿へ戻ると、いい匂い。
昨日は焼餃子パーティーだったらしく、今日は水餃子!
じゃあ私も!と、トマトと紫蘇を買って来て、おみやげ予定のそうめんを茹でて、みんなで食べる。
冷たいそうめん、おいしい!
3泊していたひとが明日帰るということでオーナーによってレアな泡盛が振舞われたり、近所のおじさんが自宅から食材を持ってきてキッチンで調理をして一緒にご飯を食べたり、整体が始まったりと、和やかな夜。
伊良部島みたいな、こういう“みんなの場所”っていいね。