ブログを入口にあれやこれや考えた①
昨日脱藩学(4/10~5/15)を卒業。(つたない文章ながらレポートも書いた)
たかがひと月されどひと月。
なんだろう。
単に、濃い・世界が広がった・変化した、という言葉で表したくない時間。
その間に、友達の在り方・有難みやマルチ商法やら考えさせられることもありまして。
ブログも書こうと思ったのだけれど、何から書いたらいいんだろうというくらいぎっしりで。
なので、頭の整理も兼ねて綴っていくね。
-----------
将来は地元を活性化したいIT系の友達がブログを書いている。
一言でいえば、役に立つノウハウブログ。
なんで?アフィリエイト?コンテンツ化?
なんでだろう?趣味なのかなー?と思っても聞いてこなかった。
私は、優位に立ちたいのか、面倒だからか、情報をひとり占めして終わる。
ひとに話したりはするけれど、まとめはしない。
そもそもまとめるほど内容が無い。これまでやってきたブログは日記のようなもので、役には立たない。立とうと思わなかった。
だから、ブログの捉え方が違う。
脱藩学教授の跡部さんの紹介で、HIBILOGの青木優さんの存在を知った。
約7カ月 約90万円 で世界を一周した23歳。人に会う旅。
それだけでもすごいのに、ブログには旅の出来事からノウハウまでぎっしり!
旅に出る身としてはプリントアウトして買い物行きたいくらい。(世界一周・海外旅行の持ち物)
もんのすごいボリュームで、いまだに読み切れない。
なんでそんなに文章が書ける?情報を集められる?アウトプットする?
旅に出て何か形にしたいな。そうなるとやっぱりコンテンツ化して書籍にする?それしかゴールが考えられないけれどそうする気はなくて、でも“何か”したい。価値付けたい。
とても興味が湧いて、青木さんに話を聞きにいった。
「いいものを広めたい、みんなで共有したい。そのひとの世界が広まったら嬉しい。」
どうしてそう思えるの?
「ひとが来れば何か起きる。だって、今日僕に会いに来たのも、ブログがあったからでしょう?だから発信しつづけたい。」
確かに。
でも、中身の詰まった文章をずっと書いていて苦にならない?
「好きなテーマをあげて書いているから苦ではない。最初の頃は全然文章が書けなかったけれど慣れるもの。」
ここだな。
私は途中で面倒くさくなって投げだしちゃう。
好き・楽しい→続く→ひたすら続ける→ひとから求められる・強みになる→時代が追いついてくる
ひたすら続ける、のところで折れてしまうから、出来ないし変わらないんだ。
やめないから、何か変わるんだ。
そりゃ才能や環境もあるのかもしれない。でもやってみなきゃ分からない。
どっかのブラック企業の「やればできる!」とか気合いを入れるためだけだろう・現実身のない言葉は嫌いだけれど、今回はすんなり入ってきた。
●面倒くさい=効率をはかる、新しい仕組みやサービスをつくるタイプ
そう、面倒くさがりな自分を肯定してきたけれど、損もしている。
例えば残業代が明らかに足りていないのに、裁判沙汰が面倒で諦めていること。
勉強だと思ってやればいいよ、と、人間PCな友達が言った。
そうだよね。自分のため。脱“面倒くさがり”しよう。
-----------
これまで、独立・企業しなきゃいけないんだ、と思っていた。
でもそんな気はなくて、属していた方が楽。でもワンマン経営にはついていけないな。
独立しなきゃいけない、んじゃない、と思った。
青木さんのように、どこかに属していても、いち個人として「これ出来る」というものがあれば、求めるひとが出てくる。
物を書くことが好き=ライター
どこでもやっていける=独立
それは私の捉え方であって、そうやらなければいけない、ということはない。
柿原優紀さんに話を聞きにいった。
編集の魅力は?
「編集の仕事は、いろいろな世界を見ることが出来るから好き。」
「会社は嫌いでも、編集を嫌いになったことはない。」
独立すること=自分のレール?
「独立していても、文句をたれているひとはたくさんいる。だから、企業や集団に属していても、自分に合っていればそれは自分のレール。」
仕事をするにあたって。
「選ぶためには、実力とニーズをつかんで選ばれること。」
そっか、そういう仕事の見つけ方もあるんだ。独立することがゴールではないんだ。
一方的な「好き」ばかりでも成り立たない。
まず、好きなことを見つける。極める。誰かの役に立てたらラッキー。
知らない世界を不安がるんじゃなくて、目の前のことをはじめるところから。脱“独立しなきゃ”。